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荻原博子氏の本で老後に備えた貯金と節約をして家計防衛をする

   

副業がばれるのが怖い?会社に頼らない生き方を荻原博子氏から学ぶで紹介した本もそうでしたが、著者の荻原さんは、本音で真実を語ってくれています。一般の人からすると、役に立つ本です。大人の事情があって、本音を隠したい人達・団体・組織にとっては、荻原さんが厭わしいかもしれません。

隠れ貧困中流以上でも破綻する危ない家計 荻原博子(著)朝日新聞出版社 隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)

それでは、この記事を読んで頂いた方にだけ、重要なポイントご紹介します。

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なぜ会社を辞めちゃうの?

会社を辞める理由として、倒産、リストラ、派遣切りなどの会社都合で辞めるケースは、実は多くありません。辞める理由のたった22%です。その2倍以上である44%以上の理由が、うつ病など精神疾患が理由で辞めています。

以前紹介した沢木文さんの本には、「人間関係が問題で辞めている人が大半」であると言っていました。会社の都合が原因でどうしても辞めざるを得ない状況になるケースは、意外と多くないのです。

対策は、「とにかく、安易に自分から会社を辞めない」。これが、家族を守る一番の方法です。

どうしても会社を辞める場合

退職届けは、絶対に自分から出さないこと。自己都合ではなく、会社都合にして辞めるのが鉄則です。会社都合での退職にして、少しでも会社から多くのお金を引き出すのです。

50歳で貯金ゼロならOK

目標は、「50歳の時点で、貯金はないけれども借金もないという状況」にすること。

というのも、一般的には50歳くらいまでは、子供が大学を卒業するまでは教育にお金がかかります。貯金をする余裕がないのは、仕方がないと思って諦めます。ですから、「子どもが大学を卒業するまでは、なんとか借金をしない」というのが最低限の目標とします。

子どもが大学を卒業して自立すれば、あとは自分達夫婦だけの家計になるはずです。自分達が健康であれば、50代後半から60代に掛けてせっせと仕事をしてお金を稼ぐことが出来ます。

世間体や見栄

先の沢木文さんも言っていましたが、お金がない原因の一つは、「世間体」「見栄」です。

他人を気にしなければ、本当に必要な物にだけお金を遣えます。

たった1回の借金のつもりが・・・

借金は、習慣化する。

1度、お金を借りる経験をしてしまうと、繰り返し借金をする癖がついてしまうそうです。私は、今までのところ、まだ一度も外部からお金を借りた経験がないので、その辺りの感覚は良く分かりません。でも、消費者金融の社長がそのように言っているらしいので、間違いないでしょう。

もしできるのであれば、極力借金をしないこと。可能な人は、借金の扉を開かないことを最低限の目標にするのが理想です。

お金を無駄に使わない究極の方法

財布の中は、1,000円単位のお金だけを入れる。究極の例は、財布の中に1,000円しか入れないこと。

そうすると、買い物に行っても1,000円以上の買い物は絶対に出来ません。当たり前ですが。。。

そうすると、計画的にお金が貯められます。

学資保険は入るべき?

結論だけ言います。今の時代、学資保険は入っても意味がないです。

子供の教育費は、保険商品やリスクのある投資ではなく、現金で貯めるのが鉄則です。

詳しい理由を知りたい場合は、書籍をお読みください。

働けない身体になった時、お金はどうするの?

病気や怪我で働けなくなっても、最長で1年6か月は給料の3分の2の傷病手当金がもらえます。そんなに心配しなくても問題ないです。

多くの人は、死亡した時に備えた生命保険には入っているでしょう。

死亡まではせずに、働けない身体になった時について、どうしても心配な方もいると思います。

そんな時は、出口治明さんの本から学ぶ!賢いお金の使い方とお金の教養で紹介した「就業不能保険」を検討されるのが良いです。

まとめ

家計を破たんさせない方法は、シンプル。当たり前ですが、無駄にお金を使わないことです。本当に必要な最低限のことだけにお金を使う生活習慣にすることが大事です。隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計 (朝日新書)

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