子供用百科事典(図鑑)のお勧めは?国語の専門家斎藤孝先生が紹介
2018/06/20
「国語力 やくみつる 斎藤孝 辰巳出版」
↓
【中古】国語力 /辰巳出版/やくみつる (単行本(ソフトカバー))
※廃版になった本なので、現在中古しか残っておりません。もし購入される方は、お早目がよいです。
・本書に、お勧めの子ども向けの百科事典が紹介されていました。(本記事の中間に、百科事典の書籍名を記載しておきました)国語教育の専門家、斎藤孝先生がお勧めする百科事典です。
・ちなみに、本書「国語力」についてですが、「国語力」を身に付けるヒントが分かりやすく書いてある訳ではありません。
やくみつるさんと斎藤孝さんが、「今の日本人の国語力」とか「江戸時代、明治、大正辺りの文学作品」について、対談している内容が本書に書かれています。正直、文学作品に疎い人にとっては、あんまり面白い内容ではありません。私は、面白くない章は読み飛ばしました。
ここでは、本書で役に立った内容を取り上げます。
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知識や語彙を増やす簡単な方法
五七五で覚える。
これだけです。例えば、ポーランドの歴史の知識を頭に入れるために、「ポーランド 分割されて かわいそう」と覚えると頭に残りやすくなります。
リズムがよくて覚えやすくなるのでしょう。暗記が必要な内容については、リズム感を持った言葉にして覚えると一生忘れません。
私は、化学の元素表を覚える時に、「水兵リーベ僕の船。七曲がるシップスクラークか」と頭にたたき込みました。20年以上経った今でも、しっかりと思い出すことが出来ます。
本を音読する
本を音読して読むと、国語力をつける一助になります。
書いたり、辞書を引くのは面倒ですが、それに比べて音読するのは楽です。
音読すると、
・難しい本でも、文脈から意味がなんとなく分かってくる。
・脳が活性化する。
・言葉を身体全体で楽しむことが出来る。
こんなメリットがあります。
子どもの百科事典のお勧めは?
斎藤孝先生は、講談社のDVD付きの「動く図鑑MOVE]や小学館の「21世紀子ども百科」をお勧めしています。
(1)
本書を読んでから早速、「動く図鑑MOVE」の昆虫偏を買ってみました。
「この価格でこの内容?」と思ったくらいお手頃価格です
↓
昆虫 (講談社の動く図鑑MOVE)[本/雑誌] (児童書) / 養老孟司/監修
実際に買ってみると分かります。確かにお勧めです。(amazonのレビューの評価は、4.5と高得点)
本の内容自体は、昆虫の写真が一杯載っていて、どこにでもある百科事典と同じです。ただ、2011年に作製された本なので、写真が最近のものになっています。古臭い感じは全くありません。
そして、DVDの方は、NHKスペシャルで放送された内容のダイジャスト版が収録されています。子どもが興味を持つような映像になっています。
例えば、カブトムシとクワガタムシの闘いのシーンが度アップで映っていたり、スズメバチが巣を作る様子だったり、見ていて面白いです。うちの4歳の子どもは、DVDを食いつくように見ていました。 収録時間は、約60分です。
(2)
一方の「21世紀子ども百科」も1冊購入してみました↓
21世紀こども百科もののはじまり館 World of the watch [ 近藤二郎 ]
百科事典というだけあって、ほんと色んなことが書いてあります。パラパラと適当にめくって見るだけでも、子供との会話の話題が沸いてきて、かなりオススメです。
ちなみに、楽天やamazonでのレビューでも評価が高得点です。良い百科事典なのは間違いないです。
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質問をする時のコツ
言葉で書くより、この図を見れば一発で分かります。
ポイントは、
・本質的なことを具体的に聞く
・自分が聞きたいし、相手も話したいし答えたいことを聞く。
PS.
本書「国語力」の最大の収穫は、やっぱり「動く図鑑MOVE」の存在を知ったことです。4歳のうちの子どもが、毎日事典をめくっています。子どもが自ら進んで本を手に取ってくれるなら、こんなに安い子どもの教育投資はありません。
買って大正解でした↓
昆虫 (講談社の動く図鑑MOVE)[本/雑誌] (児童書) / 養老孟司/監修
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子どもの国語力を伸ばす方法!斎藤孝先生の親子で伸ばす「言葉の力」
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