堀江貴文の本のおすすめ「君はどこにでも行ける」で日本と海外を知る
最近、テレビを観ていると「日本は○○で世界一」などと言って、日本の凄さを自画自賛する番組が多いと思いませんか?私は、そういう自画自賛する内容に違和感を感じていました。そんな時に読んだこの本が、その違和感を払拭してくれました。
君はどこにでも行ける 堀江貴文 徳間書店
「君はどこにでも行ける」
「世界の中で日本はナンバーワンの先進国、少なくともアジアの中ではNo.1と思っている人」に刺激を与えてくれる本です。
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時代が変わり、日本より進んだ国は沢山ある
日本が何でもナンバーワンと思っている人がいるかもしれません。というより、バブル前の日本の勢いを知っている人には、「日本が一番凄い国」と思い続けたいのかもしれません。でも時代が変わり、他の国も負けている分野も沢山あります。そんなことを教えてくれます。
本書では、「日本だけなく、外国の事情も直視しなさい」と言っています。決して堀江さんは、「日本人全員が海外に出なさい」とは言っていません。でも、「もし日本で活躍出来る場所がなかったり、くすぶっている暇があったら、海外に行って何か自分の好きなことで挑戦してみるという選択肢もありだよ」というアドバイスをしてくれています。
堀江さんが訪問した国の体験談が書いてある
堀江さんがこれまで訪れた50カ国以上について、自分が感じたことを順番に書いてあります。内容は、「この国のここは日本が遅れている」や「逆に日本の東京の方が優れている」などということが書かれています。
例えば、日本が優れている点で強調されていたのは、東京のレストランの料理のレベルが高いということです。逆に、外国に負けているのは、「日本の会社はスピード感がない」という点です。
日本での外国人比率が2割になる時代
日本は今後、隣接する中国や韓国をはじめとするアジアの国の国境がなくなってくると予想しています。そして、日本の人口の約20%は外国人になります。
この考えは、以前神田昌典さんが出版した本「2022―これから10年、活躍できる人の条件」に書いてあった内容と概ね同じです。世の中の流れとしては、日本と隣接するアジアの国々は敵対関係ではなく、融合する方向に進んでいくだろうと予想しています。
「君はどこにでも行ける」の内容メモ
・経済力はとっくに中国に追い抜かれている。文化的なサービスのクオリティもアジア諸国に差を詰められている。
・JKT48の仲川遥香さんがインドネシアでアイドル活動したように、どんどん海外に出て行けばいい。アイドルは景気のいい国で認められる。
・日本人はなぜかお金ばかりを惜しむ傾向がある。もっと大事なのは時間。
・個人がSNSで細分化した情報を得やすくなってきた。外国との国境はなくなっていくだろう。
尚、ホリエモンさんの本にしては、文書の表現がかなりマイルドです。これは多分、なるべく炎上を起こさないように、出版社側の人が文章表現に気を付けて編集しているのだと思います。
まとめ
本書を読むと、日本の狭い領域の中で悶々と不満を抱えながら生きていくことがバカバカしくなってくるとともに、「もし日本でダメなら海外へ行って挑戦すればいいや」という前向きな気持ちになります。
あるいは、本書を読んで「自分は海外とは関わりを持つことなく、日本の自分の地元で生きていく」という選択を決断するのもアリです。
あなたの視野を広げるためにまずは本書を読んでみて、自分はグローバル社会の中で生きていくのか、あるいは海外とは一線を画した生き方をするのかの判断材料にするのがお勧めです。特に、40歳以下の年齢が若い人は読んだ方がいいと思います。
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