梅原大吾さんの本でゲームばかりやって勉強をしない子の育て方を学ぶ
本書を読むことをもっともおすすめする方は、
・幼児、小学生、中学生くらいまでのお子さんをお持ちの親さん
その中でも必読なのは、自分の子供が勉強をせず、ゲームばかりして心配な親さんです。
「ゲーム=悪、学校のペーパーテスト=唯一の評価基準」 と頭が凝り固まっているあなたは、読んでみると発見出来ることが満載の本です。
悩みどころと逃げどころ 著者はちきりんと梅原大吾さん 小学館新書
悩みどころと逃げどころ
本書は、エリート大学を卒業したちきりんさんと、子供のころからゲームにハマり、ゲームのプロになった梅原さんの対談本です。エリートコースとオタクコースの全く正反対の人生を送ってきたお二人の意見の違いを感じることが出来る面白い本です。
ゲーマーの梅原さんの言葉には重みがあります。本記事では、梅原さんの発言をベースに最も役に立った内容を取り上げます。
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子どもの質問をうやむやにするな
「学校教育では、質問は大半が無視されてしまう。それも先生が簡単に答えられないという理由で」と著者のお二人はなげいています。
確かにそうですね。私が自分の子供を持ってから分かったことですが、子供って見たもの全て疑問を持ちます。そして、それを親に質問します。「あれは何?」「これは何?」「なんで?」「どうして?」と。
そして、質問の半分くらいは答えられるけど、残りの半分は親も知らない質問をしてきます。
学校の先生も同じでしょう。先生の得意不得意な分野があるのだから、生徒の全ての質問に答えられる訳なんてありません。
親でも先生でも、大事なことは、子供の質問をよく聞いてあげることです。そして、その質問に答えることが出来なければ、「私も分からないよ。だから、後で調べて教えるね」とか、「一緒にネットや図鑑で調べよう」と、大人が率先して、分からないことを調べる姿勢を子供に見せることが大事です。
どの分野でも一流になる人はやっぱり違う
梅原さんは、ゲーム以外のことに無頓着な人ではありません。
若いゲーマーには人として基本的なことを教えるそうです。
・タバコやゴミを道に捨てるな
・約束を守れ
・待ち合わせは自分が先に到着する
などです。
ゲーマーというと、ただのゲームばかりしているオタクで引きこもりというイメージを持たれてしまい、世間の風当たりが強いそうです。だからこそ、日常生活の基本的なところをマナーよくきちっとすることにものすごく神経を遣われているそうです。
一度、ゴミを道路に捨てたり、約束を破ったりすると、即効で「ゲーマーって所詮そんな人間だよな」とレッテルを貼られてしまうからでしょう。
こういうところに、梅原さんが一流になったヒントがあるようです。
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