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大学か専門学校か・田舎か都会か・マイホームか賃貸か迷ったら読む本

      2016/02/24

人生には2択に迫られる局面が何度もあります。もちろん最終的には自分が決断する必要があります。でも、自分一人で決断する前に、1つの意見として参考になる本をご紹介します。

「青木雄二のゼニの超節約道 青木雄二(著)ゴマブックス株式会社」
青木雄二のゼニの超節約道

漫画「ナニワ金融道」の著者の本ということもあり、本のタイトルはゼニ(金)と書いてあります。でもお金の話だけではなく、自分の人生をどう生きていくのかを考えるきっかけとなる内容が盛り沢山です。

ここでは、多くの人が1度は悩むであろう3つのテーマについて取り上げます。

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(1)マイホームか賃貸か?

本書の結論:
望むライフスタイルによって決めるのが良い。

—————————————-

支払う金額だけでいうと、30年間同じ条件の物件に住んだ場合、 マンションより、賃貸の方が断然安く済む計算になるそうです。 本書での例では、30年間で、1000万円以上も賃貸の方が金額的には安くなります。

但し30年後、さらに20年間同じ物件に住み続けたとすると、マイホームも賃貸も支払金額に差がなくなると言っています。年齢で言えば、75歳80歳まで生きる予定なら、マイホームを買っても損はしないということです。

私の考えでは、マイホームを買う検討をする前に、マイホームを買うことによるメリットとデメリットを沢山挙げメリットがお金の金額差以上の価値があれば、マイホームの購入を考えて良いかなと思います。

家賃交渉のタイミングと方法が簡単に分かる、お勧めの1冊でも書きましたが、私は今のところは、マイホームは買わずに賃貸住まいのままで暫く様子を見る予定です。

 

(2)田舎暮らしか都会暮らしか

本書の結論:
マイホームの問題と同じく、自分が望むライフスタイルによって決めるのが良い。

—————————————-

それぞれのメリット・デメリットの具体例は、本書に書いてあるので
そちらを読んで頂きたいのですが、大きく分けると、

・物価、仕事、毎日の生活のスタイル、子供の教育に分かれます。

ただ、どこに住むかの問題は、私は、「全て自分の仕事の勤務地で決まってしまう」のではないかと考えます。(もちろん、自分で起業した人は自由に住まいを決めることが出来るのかも知れませんが)だから、会社に雇われている人にとっては、そもそも田舎暮らしか都会暮らしかの選択肢すらないと思います。

だから、本問題の私の結論としては、住居の選択の自由を手に入れたければ、まずは高い仕事のスキルを身に付けて、転職してもすぐに雇ってくれたり、自分で起業出来るような人になることが一番大事だと思います。

 

(3)目的もなく大学に進学するか、専門学校に進学して専門知識を身に付けるか

本書の結論:

目的を持たずに大学に行くくらいなら、専門学校に進学して専門知識を身に付けて就職した方が収入が多くなる可能性が高いはず。

—————————————-

昭和の時代は、高校卒業後に大学に進学する人の割合が少なかったためか、大卒の市場価値が高く、高卒・専門卒よりも出世が早く、給料が高くなりやすい傾向があったと思います。しかし、今は大卒が当たり前のように沢山いるので、偏差値の高い大学を卒業し、高い能力を持っている人でない限り、大卒と高卒・専門卒の市場価値の差はないと思います。

別の言い方をすると、学歴ではなく、いかに特定の分野に対するスキル(市場価値)を持っているかが勝負だと思います。そういう意味で、目的意識もなく中途半端に大学に進学するよりは、特定分野のスキルを磨いてくれる専門学校でみっちり勉強した方が、将来の仕事での収入に繋がるのかもしれません。

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最後に

上記3つとも、人それぞれの価値観によって意見が分かれる問題です。結局は、自分自身がどうしたいのかをよく考えて判断・決断をしないといけません。今回紹介した本は、他にも色々なテーマにおいて、2択のメリット・デメリットを具体的に書いてあります。2択の決断で迷っている時の参考になりますので、一度、本書に目を通しておくと良いと思います。
青木雄二のゼニの超節約道

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