子どもの溶連菌の症状は？検査で陽性が出ないが感染していた体験談

溶連菌は、検査で陽性が出なくてもかかっている場合があるので、注意が必要です。

うちの４歳の子どもが実際に溶連菌に罹った話です。

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症状は、皮膚の発疹と痒み、そして熱

・うちの子どもの最初の症状は、顔の皮膚荒れです。赤い湿疹が出来ました。

最初は、虫刺されかなと思って、放っておきました。というのも、その１週間前に、虫刺さされで、顔に４カ所ほど虫刺されの跡があったからです。

（皮膚科で処方された塗り薬とかゆみ止めの飲み薬で、症状が治まるのを待っている時でした）

顔の皮膚荒れは、その虫刺されの影響か、もしくは、薬の副作用かと思っていました。

その後、２日くらい様子を見ていました。

・皮膚荒れから３日目の夜、急に熱を出しました。３８度台の熱です。夜ご飯は、食べずに眠りました。次の日の朝も３７度台の熱がありました。（昼からは熱が下がりました。熱が出ていたのは、たったの１晩です）

・熱が出た次の日の朝は、顔だけでなく、なんとなく足やお腹、背中が赤い気がしました。本当になんとなくです。はっきりと赤い発疹やぶつぶつが出来ていたわけではありません。

・もう１つの症状として、背中とお腹が痒むようでした。

※尚、溶連菌の特徴である、喉の痛みは全くなかったようです。

気のせいじゃない

これらの子どもの症状の原因を知りたいので、今度は小児科へ連れていきました。

私は、まだこの時、溶連菌なんて想像もしていませんでした。

小児科の先生に症状を診てもらったところ、即座に

「溶連菌の可能性があります」

と言われました。

皮膚の赤みについては、「気のせいですかね？」と聞いてみたところ「いや、気のせいじゃないよ」 と言われました。

とりあえず、溶連菌の検査

溶連菌にかかっているかの検査をしました。

喉の奥元に棒を突っ込んで検査をします。ちなみに、子どもは「痛い痛い」と言って、もう大泣き。あまりの大泣きとショックで後から吐きました。

検査結果は？

検査結果は１５分後くらいで出ました。結果は、「陰性」でした。

検査では、「溶連菌ではない」と結果が出たのです。

でも先生は、こう診断しました。

「溶連菌の検査で陽性でなくても、溶連菌にかかっていることはよくあること。皮膚のぶつぶつと赤みから判断して、溶連菌にかかっている可能性が高い」

そのため、抗生物質（ワイドシリン細粒２０％２００ｍｇ）を１０日分が処方されました。

本当に溶連菌なのか？と疑っていたら、、、

検査では溶連菌ではなかったので、私は、子どもが本当に溶連菌なのかが気になり始めました。そして、インターネットで、溶連菌の症状について調べました。

すると、溶連菌の特徴的な症状の１つとして、「舌の変化」と書いてありました。それは、舌に小さなブツブツが出来ることです。通称、いちご舌と言うそうです。

そして、小児科を訪れた次の日、子どもの舌を確認しました。すると、ネットで調べたのとまったく同じような、「イチゴ舌」が出来ていました。これを見て、「これは溶連菌に間違いない」とようやく確信しました。

症状は２日で良くなり始めた

子供が薬を飲み始めて２日経った時には、「皮膚の発疹とかゆみ」など、症状はすっかりなくなりました。

※尚、溶連菌に効く薬は、症状が良くなったとしても、１０日分全て飲み切る必要があります。そうしないと、溶連菌を完全に退治出来ていない可能性があるからです。

まとめ

溶連菌の検査は万能ではない。溶連菌の検査が陰性でも、溶連菌に罹っている可能性があります。

特徴は、「38度台の熱、顔や全身の皮膚の赤みや発疹、皮膚のかゆみ」

こんな症状があったら、溶連菌の可能性が考えられます。

尚、先生は「熱が２～３日も続くようであれば、溶連菌ではなく、違う病気の可能性がある」とも言っていました。熱がずっと続くようであれば、別の病気も疑う必要があります。

とにかく、溶連菌であれば抗生物質を１０日間飲まないと、治りません。本記事で書いたような症状が出たなら、まずは小児科に連れていくことをお勧めします。

PS.
皮膚の痒みについては、「ザイザルシロップ０．０５％２．５ｍＬ」という飲み薬を飲んで、痒みを和らげました。子どもが「かゆい、かゆい」と言っていたのは、３日くらいでした。

PS2.
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