子供におもちゃを貸してと言われた時の親の常識的な対応方法は間違い
2016/03/06
先日、「NHK「すくすく子育て」子育てコトバ~子どもに伝わる言い換え術 放送日:2016年1月9日(土)」を観ていて、ハッと気が付いたことがあります。今まで常識と思ってやっていたことが、実は子どもの情操教育にとっては完全に間違いだということを教わりました。本放送を観ていない方の為、内容をシェアしたいと思います。
本番組は、幼児の子育てについて悩んでいる親に対して、子育ての専門家がアドバイスをする形式で構成されています。いつも専門家のアドバイスは、悩んでいる親さんに対して、心が落ち着くような優しく温かい言葉で回答をされます。でも今回は珍しく、非常に強い口調で厳しく「絶対にそのような対応はいけません」という回答をしている場面がありました。
スポンサードリンク
本記事のタイトルになっているように、自分の子供が遊んでいるおもちゃを、他の子供が欲しがっている時の対応についてです。例えば、公園や自治体の子育て支援センターのように、幼児が集まって遊べる場所での出来事。
よくある出来事として、
・よその子が、今自分の子が遊んでいるおもちゃを欲しがる時
・また、よその子が、「それ、か~し~て(貸して)!」と自分の子どもに言ってくる時
こんな時、みなさんはどうしていますか?
「おもちゃを貸してあげたら」って自分の子に言っていませんか?
特に、子育て支援センターに置いてあるおもちゃの場合、自分自身のおもちゃではないからこそ、親の方は
「このおもちゃはみんなの物だから、みんなで仲良く遊びなさい」
「もう、いっぱい遊んだから、貸してあげたら?」
「1つ貸してあげたら?」
などと、自分の子供に「おもちゃを手放しなさい」というメッセージを伝えたくなります。
その理由は、大人側の都合で考えると、そのように言わないと相手の親から「非常識な親だな」と思われてしまう恐れがあるからです。そのため、自分のこどもに対して、譲歩するように仕向ける言葉を掛けてしまいます。
でも、このような言動は、子どもに対して絶対にやってはいけないそうです。
絶対にです。いつもは穏やかな子育てのプロが、本件に関してはかなり大真面目で「絶対にダメ」と言っていたので、本当に重要なことだと思います。
他人におもちゃを貸してあげるように、親が促すのがいけない理由
子どもは、自分の意志で行動したいと思っている。
親に言われてやったことは、子どもは自分で納得せずに行動しているということ。
子どもには、自分で納得した行動をさせてあげることが重要とのことです。
(特に、3歳以下の幼児には重要)
でも、他の子に物を貸してあげないのを見過ごすと、思いやりのない子に育つんじゃないかと心配されるかもしれません。でも、子どもは、4歳を過ぎたくらいから徐々に自然と相手のことを考えながら行動するようになります。だから、その点は心配いらないそうです。自分の気持ちに素直に行動する習慣が身につき、むしろ相手のことを考えることが出来る、思いやりのやる大人になるそうです。
逆に、幼少期に親から命令されて「○○してあげたら?」と言われ続けた子どもは、自分の感情を抑制したまま大人になってしまい、相手を思いやる気持ちが育まれなくなるそうです。尚、子どもは、親の姿を見て成長します。そういう子が大人になった時、相手が納得しないことを強制するような人になってしまうそうです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
・基本的には、子ども同士のやり取りに任せておけばよい。
親が「こうしなさい」というメッセージを与えて、介入してはいけない。
とはいっても、親としては、相手の親に対して気まずいので、どうすれば良いか?
・子どもに聞かれない場所で、親同士だけ一言話を交わしておく。
例えば、「ごめんなさいね~、うちの子がおもちゃ貸さなくて~」など、
「悪いね」と思っているということを相手の親さんに伝えれば、大抵はそれで問題ないはずです。
スポンサードリンク
最後に
今回は、多くの親さんが常識と思っていることが、実は子どもの情操教育にとっては悪というお話でした。
子どもの意志を尊重せず、親がむやみに介入するのは良くないというのは、幼児に限らず、小学生・中学生・高校生の子どもに対しても同じだと思います。お子さんをお持ちの方全てにとって大事な心掛けだと思います。
関連記事:子どものしつけ(躾)はいつからどの程度厳しくするのが正しいのか?
スポンサードリンク
関連記事
-
-
レゴを買って分かった良い点と想定外な点は?買う前に検討すべきこと
この記事を読んでいるあなたは、 「わが子にもそろそろレゴのブロックを買ってあげよ …
-
-
いつも子どもを叱ってしまい後悔する方へ!NGワードが分かる本
小学校に入る前のお子さんをお持ちの方は、必読の本です。子どもの自信・やる気をなく …
-
-
学力テスト2019(小学校)都道府県別の順位は?学力が高いのはどこ?
2019年(平成31年度)の全国学力テスト(小学校)の結果は、情報が出次第アップ …
-
スマホ型の知育おもちゃの人気は?男の子用の2018年クリスマスプレゼント向け
12月10日日曜日、群馬県は寒波が来て非常に寒い日でした。もう暖房がないと耐えら …
-
-
学力テスト2018(中学校)都道府県別の順位は?学力が高いのはどこ?
2018年(平成30年度)の全国学力テスト(中学校)の結果が出ました。 中学校の …
-
-
子どもに勉強の習慣をつけさせる!集中力が途切れず飽きない学習方法
ご自分の子どもに対して、「15分ですら、集中して勉強をしていない!」と、悩まれて …
-
-
子どもの出産・お産時に産婦人科へ行くのに車が必要か?体験談
この記事を読んでいるあなたは、「子供が出来る時に車を買った方がいいよ」と言われた …
-
-
同じ色の折り紙にこだわる子供幼児には単色色紙を買うのがおすすめ
あなたの子供は、色にこだわっていませんか? 実は、うちの5歳の息子がそうなんです …
-
-
幼児への算数の教え方は?子どもが数学嫌いにならない簡単な方法
小学校入学前に算数の基礎をつけておくと、小学校入ってから、子どもにとって有利です …
-
前橋生涯学習センター(少年科学館)の駐車場料金は無料?混雑時の空きの探し方も
群馬県って子供向けの公共施設のサービスが充実していていいですね。 先日、うちの子 …