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体力テスト(大阪)計測ミスはどこの小学校?原因(理由)や対策は?

   

小学校の全力体力テストで大阪の小学校の一部で、計測ミスをしていたというニュースが流れていました。

さて、この計測ミスが起きた小学校はどこの小学校でしょうか。

また「なぜ計測ミスが起きたのか?」

その原因(理由)や背景について考えてみたいと思います。誰が悪いのか?

教育学部出身である私としては黙っていられないニュースだったので、記事にしました。(私は教師にはなりませんでしたが、、、)

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体力テスト(大阪)計測ミスはどこの小学校?

まず、大阪のどの小学校でミスが起きたのかを色々調べてみましたが、現時点では公表されてはいません。

おそらく、計測ミスがあった当事者(関係者)しかわからない情報ではないかと思います。まあ、そもそも一般に公表する意味がない情報ですからね。

大阪の小学校で計測ミスが起きたのは、例えば

  • 長座体前屈で、靴履いたまま行った
  • 反復横跳びを1往復で1回と数えてしまった
  • ソフトボール投げで、規格より大きいボールを使ってしまった

といった問題があったそうです。

計測ミスの原因や理由は?計測ミスが起きるのは当然では?そもそも体力テストなんてやる意味があるのか?

計測ミスの原因としては、ニュースの報道では

「体育担当でもない先生が測定を担当したからおきた」

と書かれていたり、

スポーツ庁の担当者が、

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000093-san-soci

計測ミスについて、「ほかでは聞いたことがない」と説明。

と発言したりと、

各小学校の先生が悪者のような書き方がされています。

これを読んで私は、

「はぁ、何言ってんの?なんでこの問題を学校の先生に押し付けるの???」

と思いますね。

 

ヤフー掲示板など、一般の人の反応で、

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000093-san-soci

何で大阪だけ?
重いボール使うとか、計測方法知らないとか、教職員の質に問題はないのか。

などと批判をするのは、まあ別に仕方がないと思います。ニュースの記事に反応して、書き込んでいるだけでしょう。別に書き込んだ個人の人に強い悪意があるとは思えません。

 

一方、管轄しているスポーツ庁の人の発言。

「現場の感覚から相当ズレている」「責任逃れをすることしか考えていない」っていう印象を持ったのは私だけでしょうか?

計測ミスなんて日本全国各地で起きて当然では?

まず、体力テストの計測ミス(測定誤差)なんて、大阪だけの話じゃないでしょう。日本全国、どこの小学校でも計測ミスの数や重大さに差があるとはいえ、どこでも起きていることでしょう。

なぜこんなことを言えるのか?
ご自身が小学校の時、どうだったかを考えればそんなのわかるでしょう。
そもそも、小学校の体力測定の計測って、だれがやっていましたか?

先生が計測していれば、まだましです。

20人~30数人の生徒を抱える学校の先生数人で計測できるわけありません
私の小学校の時の話をすると、計測(測定)は、クラスの別の生徒です。生徒同士が、やっていました。

 

例えば、50m走。

ある生徒が、「よーい、ドン!」

と声ををかけ、

ストップウォッチでタイムを計るのは、別の生徒。

こんなんじゃ、ストップウォッチの押すタイミングによって、タイムなんていくらでも変わります。

50m走なんて、1秒、0.5秒の世界です。

 

そんな測定を小学校の生徒がやっているんですよ。

 

計測ミスや測定のばらつきがあって当たり前でしょう。

 

私も当時、子供ながらにして、そう疑問を抱いていました。

そんな事情があるなか、測定ミスが起きるのは仕方がないと思います。

先生や生徒を責めるべきではないと考えます。

じゃあ、どうすればいいのか?

それは、、、

そもそも、全国レベルで体力測定をする意味があるの??

そもそも全国統一、全生徒ががこんな測定をする意味があるのか?

と思っています。

国が作った指標だけで小学校の生徒さんの体力を測定してしまうのは、子供にとって不幸だと思います。
これって、大人の測定試験で言うと、TOEICで考えてみれば分かりやすいです。

そもそも、「TOEICの試験だけで本当の英語力なんて測れない」という批判がされています。(私個人としては、TOEIC自体は一定の英語力を測れると思いので、意義はあると思っています)

でも、TOEICの全国試験の時、

  • ある試験会場では、ライティングの試験時間が2時間だった
  • 別の試験会場では、ライティングの試験時間が1.5時間しか取ってもらえなかった

であれば、当然不公平ですよね。

試験時間が長けりゃ、テストの点数が上がって当然です。
今回の小学校での計測ミスは、このような問題が全国各地で起きているのでしょう。

 

また、全国統一で、測定誤差なく平等に測定できることなんて実質困難であることは、先にお話しした通りです。

だったら、体力テストなんてやめたら??

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さらに別の観点から考えると、生徒さんの体力を数値化し、人と比較するようにしてしまうと、

テスト結果が悪かった生徒は、

「自分は体力がないんだ」

「運動は向いてないんだ」

と思い込んでしまい、運動に対するやる気がそがれる要因にもなるでしょう。

人と比較して数値化して良いのは、

 

「全国で完全にテストの測定が統一されている」

ことが前提ですからね。

 

 

まとめ

体力テストの測定ミスを学校の先生の責任に押し付けるのは現実的ではありません。また、大阪の学校を集中して批判するのもバカげた話。

計測ミスや誤差が頻発するような状況であれば、それは「仕組み」が悪いはず。

計測を全国統一して行うのが困難な状況ならば、いっそのこと「体力テスト」なんてやめてしまえばいいのではないでしょうか。

 

<この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます>

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 - 子育て

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