大人の手足口病の経過と症状を楽にする対処方法は？(体験談)

今年の９月、手足口病に掛かりました。全く寝られない日が２日間続くほど苦しく辛い思いをしました。
多分、今この記事を読んでいる人は、手足口病で辛い思いをしていると思います。
「こんなに手と足が痛いけど、本当に手足口病か？いつまで続くの？」「痛みをやわらげる方法は楽になる方法はないのか？」
とお思いの方の為に私の体験から、少しでもお役に立てればと思い、記事を書きます。

手足口病の症状と経過

私が手足口病の症状が出る前の３日前に、１歳の子供が手足口病に感染しました。子供は、３９度の熱が一晩だけ出て、その翌日に、足にポツポツと小さいな赤い湿疹が出来ました。
小児科で診断してもらった結果、手足口病でした。手足口病に掛かっても、子供は別に辛そうに見えたり手足に痛みはなさそうでした。薬の処方もなく、結局、３９度の熱が出ただけで、子供は何もなく手足口病が治ったようでした。

一方で、私の手足口の経過は：

症状１日目：
子供の手足口発症から３日後。今度は私が熱を出しました。インフルエンザに感染した時のように、身体がとてもだるくなる熱です。あと、喉が異様に痛かったです。咳や鼻水はありませんでした。

症状２日目：
一晩寝て休んで次の日、朝起きると、手に小さな斑点が５～６個出来ていました。この時点で痛みや痒みはありません。

まだ熱があるので内科医に行き、診察をしました。私は事前に、手足口病についてネットで調べてあったので、内科医に
私「熱が出て、手が赤くなってるので、手足口病じゃないですかね？」と聞いたのですが、
医者「う～ん、これくらいなら違うんじゃないかな。喉が腫れているので風邪でしょう、風邪の薬を出します」

と診断されました。
いつもの掛かり付けの信頼出来る医者だったのでとりあえずは信用しました。

症状３日目：
ところが、その翌日、朝早くに目が醒めました。突然、とにかく手と足が痒くて痒くて仕方がない状態になっていました。
手の発疹も片手に２０～３０個くらい出来ていました。
これは間違いなく、手足口病だと思い、今度は皮膚科の先生に診てもらいました。診断は、「疑いなく手足口病」でした。（昨日から分かってたことだよ、と思いながら）でも、ここで期待したのは診察結果ではなく、何か楽になる薬を処方してもらうことでした。

しかし、「手足口病に効く薬はないから、治るのを待つだけ」と言われ、ガッカリして帰りました。

この時点では手と足は痒いだけで、医者へ歩いていく元気もあったし、ご飯も普通に食べられるくらい平気でした。
熱が平熱に戻り、喉の痛みも和らいできたので、もうピークの症状は過ぎたのかなと思っていました。

でも、考えが甘かった。問題は、この日の夜からです。
急激に手と足に痛みを感じ始めました。ただ痛いのレベルではありません。悶絶するくらいの痛みです。
「う～っ」とうなり声が自然に出てしまうレベルの痛みです。
痛すぎて、この日は本当に一睡も出来ませんでした。

症状４日目：
次の日も全く同じ。痛くて痛くて、とにかく１日中ベッドの上で唸っていました。

どのくらい痛いかを具体的に言うと、
・手の痛みで、スマホの画面が触れない。
・ご飯を食べる時に箸が持てず、なんとかスプーンで食べる状態。
・足も痛いので、歩けない。辛うじてトイレに行くだけ。

この時点でようやく、気が付きました。
手と足を冷やせば、かなり痛みを誤魔化せるということ。
アイスノンを手に握っていれば、その時は痛みを感じないということ。アイスノンを手に取ってからは、かなり楽になりました。
症状５日目以降：
痛みが段々と和らいできました。昨日までの痛みに比べたら余裕で我慢出来るレベルになりました。この日を境に、あとは快方に向かいました。手と足の発疹のあとは、１か月くらい残ります。１か月後にようやく皮がむけて、完治するといった具合です。
あと、顔にも発疹が出来ましたが、こちらは痛みは殆どなく、発疹は１週間くらいで目立たなくなりました。

大人の手足口病に欠かせないアイテムとは

手足口病に効く薬はないので、治るのを待つしかないのですが、痛みを和らげる方法はあります。
私の経験からそれは、アイスノンです。ただこれだけです。

・なるべく大き目のアイスノンを買う。少なくとも手のひらサイズ以上。
・アイスノンは、最低４つは買っておく。
　４つのアイスノンを交代で２４時間使い回すためです。
　また、手にも足にも同時に使う必要があります。

以上、大人の手足口病はとても痛くて辛いです。
アイスノンを使うとかなり楽になりますので、ご参考にしてください。

PS.
皮膚の病気って、診断がすごく難しいそうです。つまり、どの皮膚科の先生に診てもらうかの選択は、内科や外科などに比べて非常に重要なのです。患者となる私たちが皮膚科医を選ぶにあたって参考になる本は、こちら
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皮膚病は病院では治らない―「万病一毒論」ある医師からの警鐘

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