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繁田和貴と和田秀樹の本がおすすめ!受験勉強を効率的に進める方法

   

難関校に合格する勉強法

この記事を読んでいるあなたは、お子さんを中学受験させたい、あるいは高校受験、大学受験が控えていて、どうやって勉強するのが良いのか情報を探してる方でしょう。

どこの塾や予備校が良いのか?どんな参考書や問題集が良いのか?と情報をかき集める前に、まずは本書を読んでおくことを強くおすすめします。

難関校に合格する人の共通点 開成番長 繁田和貴、受験の神様 和田秀樹 東京書籍
難関校に合格する人の共通点

本書の出版は2010年とちょっと古いですが、全く心配要りません。本書の内容は、時代とは関係なく、長年普遍的に役に立つ内容ばかりです。古い本なので、今ではすでに殆どの人に読まれない本かもしれません。私の記事をたまたま閲覧頂き、本書をお知りになったことは、あなたにとって超ラッキーだと思います。

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本書の最重要ポイント

本書の中から、もっとも重要な点と取り上げます。

・合格するために必要な知識の記憶の量を増やすには、自力で3時間掛けて予習するより、授業を受けたあとに30分復習する方が効率的

・問題集は、基礎ができてないうちは自力で解かない。模範解答を見て解き方を覚える方が効率がいい

勉強の計画は時間でなく量で立てる

例えば、今月中にこの範囲を覚える、今日はここまでやると言った目標の立て方が良いです。

・寝る前に 繁田式作成シートを五分作成する。 繁田シートは、本書に添付レートがついています。

作成することは、今日やるべきことのリストと、右側に達成したかどうかの印を付ける。次に、1日の反省、今日の良かったことを書く。最後に、今日をもう一度やり直せるなら、という反省点を書く。

社会人でいうと、いわゆるPDCAを回するようなものでしょう。Plan, Do, Check, Action のサイクルを上手く回す方法と同じです。

・頭の中を正しい解き方の知識でいっぱいにすること。 問題集は最初から回答をみて模範解答を暗記する

たとえば、算数数学でも、根本の基本的な法則や公式は、まずは暗記すること。そして問題の解き方のパターンを暗記する。

また、これは国語でも全く同じです。 国語も英語と同じように勉強すればするほど力がついてきます。国語力のベースは、もちろん今までの日本語のインプット量(読書)とアウトプット量(作文や日記で文書をこと)によって成り立ちます。また、受験ではそれだけでなく、国語の問題集を解きまくって、回答例をしっかりと読んで、出題者が求める模範解答の傾向を覚えることも国語の点数を上げる秘訣です。

・効率的な記憶は、五感を総動員すること

たとえば、言葉のイメージとリズムを使うこと

・記憶の定着方法

例えば毎朝30分を前日覚えたことの復習に使う。

人間の記憶は覚えた時から10時間ぐらい後に猛烈なスピードで忘れていく 。夜の睡眠後でうっすら記憶があるタイミングでの効率的な復習になる。

仮に一回目の復習を1週間前2週間後にすると、効率が悪い。

・著者は大学受験に対して塾や 予備校は あまりお勧めしていません。それは、受験生の勉強方法が、受け身になって計画を立てることになるからです。自分自ら勉強の計画を立てる習慣をつけるためには、授業のカリキュラムが決められている塾より、自分で好きな様に授業を選択できるところを選んだ方が良いです。そうすると、目的を持って、本当に必要な内容に絞って集中できます。

一方で、中学受験の場合、著者は積極的にお子さんの勉強計画をサポートした方が良いと言っています。お子さんはまだ小学生であり自分でどう勉強を進めていくのかを 計画を立てて進めるのは困難だからです。

本書の特典:おすすめの参考書や問題集の紹介

本書の最後に、おすすめの参考書と問題集が50冊以上紹介されています。それを参考にするだけでも本当は役に立つでしょう。

まとめ

著者は、仮に実際に中学受験をしない予定であっても、小学校高学年から受験勉強のような勉強をした方が良いと言っています。それは、受験勉強をすることにより、

①社会に役に立つ知識が身に付けられる。

②受験勉強という勉強過程を通じて、社会で仕事をする時に役に立つ、勉強(仕事)のやり方のノウハウが身につく。また、ノウハウの身につけ方を体得することが出来る。

まずは本書を読んでみて、自分や自分のお子さんが取り入れることが出来そうなことから取り組んでみると、学校の勉強(テスト)が楽になります。

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