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株式投資の初心者が読むべき本 お勧めの1冊

      2016/02/24

株式投資か?銀行預金か?

投資ブームに乗って、自分も株式投資を始めるべきか?それとも今まで通り堅実に銀行預金を続けるべきか?

悩んでいる方は読んでみる価値のある1冊です。

『預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている 中野晴啓(著)』
預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書)

セゾン投信株式会社を起こした社長である中野さんが書いた本書。決して、むやみに自社の投資信託の宣伝広告をして、買うのを煽るよな内容ではないので、安心して読めます。

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結局、今から株式投資をするべきなのか?

本書は、中野さん自らの体験をベースに書かれているので、説得力があります。下記のことが学べます。

・銀行預金をしているだけではリスクがあるので、株式投資もやった方がいい。

・株式運用は、短期の売買を繰り返すのではなく長期的に保持するもの。(バイアンドホールド)

・銀行や証券会社が勧めてくる商品は、売る側に取って都合の良い商品なので、その見分け方を説明。
(特に参考になるのは、販売手数料や信託報酬について)

 

また、本書には、お勧めする商品群の特徴も書いてあります。
既に株式投資をすることを決めているが、どの商品にしようか迷っている方にも、本書が参考になると思います。

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株式投資お勧め本の話をしましたが、、、私自身の結論は

ちなみに、本書を読んだ私の結論は、
今は一旦決断を保留にして、今すぐ株式投資に飛びつくのはやめておく」ということ。

(私自身は、リーマンショック直後に、ある一定額を上場投資信託(ETF)という分類の商品に投資しました。そして、アベノミクス実施後の2015年に、ほぼ全てを売って、利益を確定しました。その為、今は銀行預金がメイン)

一旦保留の理由は単純。
リーマンショック後に比べると、今の株価は相当に高いです。その為、わざわざ高い値段の株を購入して株式投資を再開する必要はないと思ったからです。

あと、アベノミクス後の株価が日本経済の本当の実力のように思えるならいいのですが、今の株価はバブルではないかと思うからです。(日銀がガンガンお金を刷っているのが理由で株価が高騰)

また、先日読んだ、橘玲さんの金融投資の本では確か、
経済には粘性があり、急に突然預金が全額パーになってしまうようなことはあり得ない

というようなことが書かれていました。具体的には、

銀行預金が危なくなる予兆は、日本国債が暴落し、金利がどんどん上昇していくような事態になった時
と言っていましたので、その点を注視しておけば、今はとりあえず銀行預金でいいかなと思っています。

まとめ

本書は、仮に今すぐには役に立たなくても、株式投資を始める時には大きく参考になります。その際、本書に書いてある注意点を参考にしながら、投資商品を選ぶことが出来ます。

銀行や友人がお勧めようしようが、株式投資は全てが自己責任なので、
「これから株式投資を始めようかな」と思っている方は早まらず、絶対読んでおいた方が良い1冊です。

預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書)

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