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出世が遅くて悩んだり仕事のモチベーションが上がらない時に読む本

      2016/02/24

「人生を戦い抜く」なんて考えたことがありませんでした。

「君は人生を戦い抜く覚悟ができているか? 鳥越俊太郎(著)日本実業出版社」
鳥越俊太郎 仕事の美学 君は人生を戦い抜く覚悟ができているか?

テレビでお馴染みの鳥越さん本です。テレビでのイメージ通りの、鳥越さんの考えが分かりました。

本書を読んだ方がいいと思う方

・周りに比べて出世が遅いと感じるビジネスパーソン
・仕事のモチベーションを上げられない方
・20代~40代前半のビジネスパーソン
・これから就職する新入社員

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鳥越さんが言いたかったことを、短い言葉で解釈すると?

「人生は短い。人は必ずいつか死ぬ。だったら、与えられた環境に不満言う無駄な時間を過ごさず、、覚悟を決めて1日も無駄にせず真剣に生きなさい(働きなさい)」

といったことだと思います。

共感した内容は?

1)現場での経験を一番大事にする。

今は、インターネットで簡単に情報を検索出来る時代です。分からないことがあれば、ネットで検索すれば、確かに情報自体は収集出来ます。でもやっぱり、「一番正しい情報は、
自分の目で見て、耳で聞いて、自分で現場の状況を感じ取ったことである」と鳥越さんは言われています。

 

(2)与えられた環境で精一杯頑張る 待遇や境遇に不平不満を言わない。

どんな環境でも活躍できるし、やりがいを見つけられるし、面白く感じることが出来る。

鳥越さんは、人事処遇に不満を言ったことがないそうです。

では、私の場合は?不満、ありましたね。同期入社より昇格が遅いことを不満に思ったり、地方に転勤になることを極度に恐れていたり。鳥越さんみたいな考えはなかなか出来ませんが、少なくとも、不平を言わず「ありのままを受け入れる」努力はしようと思いました。

 

(3)遅咲きでいい。努力し続けていれば、必ず花が咲く時期がくる。

鳥越さんは、このようなことを言ってくれました。まるで、今私に向かって言ってくれているようです。(笑)

この言葉を思い出せば、腐らずに生きていけそうな気がします!

あまり共感出来なかったこと&真似出来ないこと

(1)本書では、週刊誌のスクープ記事を取った時の経験についても語られていました。
冤罪被害をなくすための追及や、犯罪に巻き込まれた被害者の立場を考えたスクープ記事については、まあ、良いことをしているとは思います。

でも、政治家のハマコー(浜田幸一)さんを政治家として辞任に追い込むきっかけを作る取材をした時のやり方には、ちょっとやり過ぎではないかと感じました。

ハマコーさんを飛行機の中まで追いかけて、半分騙しに近いような形で、浜田さんから本音の話をさせ、それを週刊誌のスクープ記事として掲載したそうです。

真実を暴くという意味では悪いことではないのです。でも、コソコソと人を追いかけてスクープ記事を狙おうとするマスコミの姿勢は、私はあまり好きにはなれないなと感じました。

 

(2)なるべくなら、「広く浅くでもいいから、何でも色んなことに興味を持つのが良い」とアドバイスされていました。

確かに、それが理想でしょう。

でも、私の場合は、そんなに色々なことには興味は持てないと思いました。例えば、芸能人のニュースには全く興味が持てないし、スポーツでいうと野球しか好きじゃないし。

別の言い方をすれば、今の私は、あれもこれも手を出す余裕がないです(笑)。なので、当面は広く浅く知識を広げることはしないつもりです。

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最後に

本のタイトルからも分かるように、比較的若年層をターゲットに書かれた本だと思います。読みやすいので、さらっと読めると思います。40代くらいまでの方は、参考になると感じました。
鳥越俊太郎 仕事の美学 君は人生を戦い抜く覚悟ができているか?

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