募金を募る方法!沢山の寄付金を集める効果的なメールのテンプレート

あなたも募金や寄付金が集まらなくて困っていますよね？

会社や町内などの組織内で実施することになった募金（例えば、歳末助け合い募金など）の回収係になった人にしか分からない苦悩。

それは、「全く募金が集まらない」ことです。

これ、回収係をやったことがある人にしか分からないハズです。本当に、募金は全く集まりません。結局最後は、「自分が1,000円出して終わり」とか。世間は冷たいものです。

とは言っても、諦めてはいけません。ここでは、私が実際に職場で募集した募金で成果の出たE-mailの書き方をお教えします。

募金は、あくまで各人の自主性に任せるべきです。そのため、私の回収方法は、私の方から１人１人を回って回収する方法を取りません。あくまで、本人が自主的に募金を持ってきてくれるのを待つスタイルです。

尚、本記事内の【メール文章実例】は、どなたでもフリーでコピーしてお使いになって構いません。

※実はここで私が活用したテクニックは、こちらの本で学びました。まさか募金活動で効果絶大とは驚きです↓

ダイレクト出版と言って、セールスライティング教材の分野では最大手でもっとも有名な出版書の本です。

それだけ強力な教科書です。強力なので、絶対に悪用は厳禁です(笑)

メールの書き方１つで募金の反応率が全く違った

私が実験した母集団は、３３名。

３３名に対し、最初に【募金募集メール文１】のメールを送り、その５日後に【募金募集メール文２】を送りました。
その時の反応率をお教えします。

【募金募集メール文１】反応率０％　失敗例

まずは、失敗例から。

【注釈】
〇〇：組織内の名称
△△：組織名や会社名など
××：募金を差し出す対象
□□：メールを書いている本人の名前

 ------- メール内容 ---------
 ○○各位

△△では本年度も、社内で××されている方へのお見舞いカンパを実施します。
 （昨年度もありがとうございました）

※カンパは、もちろん強制ではありません。□□から直接回収に回ることは致しません。

××されている方をサポート頂ける方は、大変お手数ですが、

□□へ直接カンパ金をお渡し頂くか、ご連絡を下さい。

頂いたお金は必ず×××へ届けます。
 募集期間：本日から、今週金曜〇月〇日まで

・昨年度のカンパを受け取られた方から、お礼を頂いています。

（ここで、昨年度にカンパ金を受け取った人からの御礼の言葉を並べる）

・昨年度のカンパ結果は、

（ここで、昨年度のカンパ金の合計金額を記載する）

・××の対象者〇名に対して1か月につき〇〇円を支給しました。

昨年度はありがとうございました。

--------- メール文終わり  -------------

この募集文では、全く反応が取れませんでした。募金を持ってきてくれた人は、ゼロです。

【募金募集メール文２】反応率21％　成功例

【注釈】
〇〇：組織内の名称
△△：組織名や会社名など
××：募金を差し出す対象
□□：メールを書いている本人の名前

------- メール内容 ---------
 ○○各位

本日17:00、会社を××されている方へのお見舞金の募集を締め切ります。

(昨年度の××者数は、〇名)

組合員の方は、毎月、基本給の〇%もの組合費を支払っています。

「毎月高い組合費を支払っているのに、更にお金を取るのか？」

と、組合員の方から反発の声が届いているのを知っています。

なので、

他の部門では、組合員の方を個別に回って半強制的に義援金を集めているところが多いですが、〇〇ではみなさんへお見舞金のお願いに回ることはしません。

1,000円、2,000円とは言いません。

基本給の0.05%、缶コーヒー１本分でも大変ありがたく頂きます。

ご賛同いただける方のみ、□□へお渡し下さい。

本日17:00に締め切ります。

------　メール文終わり -----------

このメールを流したら、その日のうちに３３名中７名（反応率２１％）が募金を持ってきてくれました。

しかも、そのうちの３名は1,000円札を差し出してくれました。

メールの書き方１つで、こんなにも反応が違うなんて驚きです。

とにもかくにも、こちらの本のお蔭です↓

現代広告の心理技術101

２つの募集メールの違いは？

なぜこんなにも反応が違ったのでしょうか？

私が考えるポイントは、以下の通りです。

・まず、「みなさんには日頃からお金の負担を強いているのを理解していますよ」という理解の気持ちを伝えた。

・「自主性にお任せします」という姿勢を見せて、相手に選択権を与えた

・具体的な募金金額の目安を分かりやすく伝えた

・締め切り時間を「今日の〇時まで」と区切った

まとめ

E-mailを送って、あとは募金を持ってきてくれるのを待つだけ。

この方法であれば、自分から募金を回収しに行くストレスも全くありません。
もし、あなたも募金が集まらなくてお困りであれば、本記事で書いたメール文例をベースにしてe-mailで募集してみてください！効果抜群です。

募金回収で苦労されている方へのお役に立てればうれしいです。

P.S.

実際に本書のテクニックを使ってみて効果絶大でした。募金に限らず、

• 営業（セールス）
• プレゼン
• 異性を口説き落とすテクニック

などでも、絶大な効果が出ることは間違いないです。出版社は、ダイレクト出版と言って、セールスライティング分野の最大手の会社です。ご心配ありません↓

現代広告の心理技術101

PPS.
募金と言えば、本書を是非読んでみてください。師匠に仕えた最初の言葉が、「コンビニのレジ前で、１万円を募金してこい！」だったそうです。募金をする人がお金持ちになるという話です。お金持ちになりたければ、本書は必読の本です
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