赤ちゃんの体温調節を服装や布団で行い幼児を風邪から守る方法
2016/12/28
子どもの体温調整は難しいです。特に、赤ちゃんや幼児は、そもそも大人と体温が違うので、親は感覚がわららないものです。体温調節のコツを取り上げます。
情報源は、「2016年3月12日 土曜日 放送の NHKすくすく子育て 子供の服」です。
寒い時の子どもの服の着せ方は?
一般的な親の傾向として、幼児、特に赤ちゃんの場合は、必要以上に服を着させてしまう傾向があります。私も、赤ちゃんが風邪引かないかと心配して、3枚4枚の服を着せたことがあります。
でも、赤ちゃんは大人より発熱が大きく、重ね着をたくさんする必要はないです。ポイントは、下着は普通のもので良いです。そして上着は、寒さや暑さを調節するために、いつでもすぐに脱いだり着たりすることができるタイプの服が良いです。
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子どもが暑がっているかの判断の仕方は?
服を脱がせる方が良いかの判断の方法は、子供の背中や首を触ることです。もし、首や背中がベタベタしていたら、服を1枚脱がせて良いです。子供が汗をかいて、暑がっている証拠です。
私の場合、子どもが汗をかいていたら、下着も交換させています。汗が引いた後、下着が冷たくなって子どもが風邪を引かないようにするためです。洗濯物が増えて大変ですけどね。
子どもの手や足が冷たいから心配
子どもの手足が冷たい場合、親としては、子供が寒いのではないかと心配になります。でも実は、子どもの手足が冷たいのは非常に良いことです。それは、子供の自律神経が正しく働いていて、寒さや暑さの調整がしっかりと出来ている証拠だからです。なので 手足が冷たいのは、心配することはありません。健康な証拠です。
私の子どもの場合を考えると、上の子(男の子)は手足がいつも温かくて、下の子(女の子)は手足がいつも冷たいです。冷たい方が健康的だったんですね。知りませんでした。
子どもが寝た時にすごく汗をかくけど、体温調整はどうすればいいのか?
子どもは、寝始めて30分の間が、最も汗をかきます。子供が寝てから30分は布団をかけなくても問題はありません。30分過ぎれば自然と暑さが緩和されるので、それから布団をかけてあげてよいです。
まあ、30分とかそんなこといちいち考えなくていいと思います。私の子ども達の場合、暑かったら自分で無意識で布団を蹴っ飛ばしますから。だいたい、子どもは寝ている時はよく寝返りをうつので、布団をかぶせてもすぐに布団からはみ出るものです。
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本題から逸れますが、重要なことなので取り上げます。
子どもが自分で服を着るようにしつけるべき?
子供を自立させるため「自分で服を着なさい」と子どもに言っていませんか?結論をいうと、そんなことを言う必要はありません。本人のやる気に任せればよいです。
子供が「自分で服を着たい」という意思を見せていれば、親は介入せずに子供に任せれば良いです。たとえ時間がかかっても、子どもが頑張って服を着るのをゆっくり待ってあげます。
逆に、子供が親に「服を着させて~」とたのむときは、子供が親に甘えている証拠です。その時は、子供の気持ちを受け止めて、親が服を着せてあげるのが良いです。
つまり、子供の気持ちを親がしっかり受け止めて、しっかり子どもの意見を聞いてあげることが非常に大事です。そうすることで、子どもが親に甘えることに満足した時期から、自然と子供は自分で服を着るようになります。
尚、このアドバイスは、井桁容子先生(東京家政大学ナースリールーム 主任保育士)のコメントです。井桁さんは、いつも一貫して「子どもの意志をしっかり受け止めてあげてください!」と言っておられます。すくすく子育てに出てくる専門家の中では、井桁さんのアドバイスが圧倒的に役に立ちます。いつも、「うんうん、なるほど、その通りだ」と思ってしまいます。さすが、保育現場の最前線にいる方が、一番子どものことを知っていますね。
関連記事:子どものしつけ(躾)はいつからどの程度厳しくするのが正しいのか?
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