若杉友子氏が批判される一汁一菜レシピの本の主張点と感想

キーワードは1汁1菜の食事です。いたいことは、美味しいご飯、美味しい味噌汁、美味しい野菜のお惣菜と漬物だけで、栄養は十分ということです
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こうして作れば医者はいらない 若杉ばあちゃんの台所 [ 若杉友子 ]

本書を詳しく読むと、自分で畑を持って野菜作りをしていないと実践出来ないなぁと思えてきます。若杉ばあちゃんは、なんでも自家製の食材を使っていて、その食材ありきの食生活を推進しているからです。

なので、本書の通りに実践するなら、田舎暮らしを始めて自分で野菜を作るか、高いお金を出して若杉ばあちゃんが推奨する食材を買うかのどちらかです。

私の場合、今の時点では上記のどちらも実践出来ないと判断しました。でも、食材が若杉ばあちゃんの言うとおりの物がなくても、マネを出来るところだけでも取り入れることは出来ます。

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以下、本書で若杉さんが主張するポイントと感想記載します。

どんな野菜を食べるのが良いか

冬は体の温まる根菜、夏は体を冷やす旬の野菜を食べるのが一番良い。

旬な野菜を食べなさいということです。安くて、一番栄養価が高いです。これはその通りでしょう。

人工的な環境で作られた野菜はなるべく食べない

不自然な環境で作られた野菜は食べない方がいい。例えばもやし、エリンギ、えのきなど。人工的に改良されたミニにんじん、 ミニトウモロコシ。

自然の環境で作られた野菜が一番いいのは誰だってなんとなく分かります。でも、知ってるのと実践出来るのとは別物です。一般の人は、自然環境の野菜ばかりを食べるのは不可能です。ここは潔くあきらめて、人工的な野菜であっても、肉を食べるより百倍マシ。と考えるのがせいぜい一般の人がマネ出来る限界でしょう。

お弁当を作るなら

コンビニとか冷凍食品を使て、色々とおかずを並べるより、おにぎりや梅干しを入れた日の丸弁当の方が良い。

余計なことを考えなくて良いのです。シンプルに、ご飯と漬け物だけのお弁当を作れば良いのです。

そういえば、昔の人は、お弁当と言えば日の丸弁当だったとよく聞きます。日の丸弁当で育った人達が、今は７０、８０台になって、健康に生きておられるんですから、実証済の話ですね。

おかずの練り方

おかずを混ぜる時は、右回転で回すこと。

右で回すのと左で回すのとで、効果が違うかは不明です。まあ、とりあえず、納豆や和え物は右回ししておけば良いのかな。

朝に果物を食べた方がいい？

若杉ばあちゃんは、朝に果物は 食べない方がいい。

これには私は、半信半疑です。 他の健康の本を見ると、朝に逆に果物だけ 食べるのでも良いと書いてある本がたくさんあります。ここは、意見が分かれるところなので、私は、気にせず、朝にも果物を食べ続けます。

肉と砂糖を止める

肉と砂糖を断つだけで病気の症状は半分は良くなる。

これについては、他の大多数の健康本と同意見です。

電子レンジは使わない方がいい？

電子レンジで調理すると食べ物の栄養素が破壊される。もし温めるなら蒸し器を使った方が良い。

これも多分、正しいでしょう。

現実問題、電子レンジがないと不便です。だから、まずは必要以上に使わないようにする意識が大事です。例えば、前日の残り物の冷ご飯や煮物は、温めずに食べるということなら苦になりません。

ビニール手袋をはめて料理するのはNG

料理をする時にビニールの手袋をはめてやらない方が良い。

ビニールに包まれている環境ホルモンが染み出るおそれがあるからだそうです。 正直言って、本当にビニール手袋から環境ホルモンがでるのか分かりません。根拠不十分ですね。逆に、素手で和え物を作って、爪のばい菌が料理に入って、食中毒を起こすことがあるかもしれません。

個人の考え方次第ですね。

みかんやりんごを食べるべき時は？

風邪を引いたとき耳が赤ければ、腎臓に負担があるのでみかんを食べると良い。そして、鼻が赤い時には リンゴを食べるのが良い。

これは、昔の人の経験値からの言い伝えですかね。正しいのでしょう。

魚は腎臓を悪くする

魚を食べ過ぎると腎臓を悪くします。しかし ある 漁師のおじさんは毎日マイン魚を食べていても腎臓が悪くならなかったそうです。

その理由は？

それは、大根も一緒に沢山食べていたからだそうです。大根には利尿作用があり体内の余分な塩分を排出する 働きがあります。

まとめ

確かに、本書を読んでいると一部で、若杉さんの言っていることが本当に正しいのか根拠不十分な箇所があります。でも、１つだけ確実に言えるのは、「野菜を沢山食べなさい」ということです。これは、間違いなく正しい主張だと思います

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こうして作れば医者はいらない 若杉ばあちゃんの台所 [ 若杉友子 ]
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