韓国全州(전주)行きの高速バスに乗り間違えない行き方(失敗談)

今日は、韓国全州へ行く際の注意点を、私の失敗談からお伝えします。

韓国の全州(チョンジュ)は、ビビンパで有名な都市です。全州中心部にある韓屋村（ハノンマウル）は、街並みが整備されていて、歩いて周ると楽しいところです。そこは、１０代２０代くらいの若い韓国人の観光客が多く、とても活気があります。また、欧米などの外国人観光客もよく見かけます。

ソウルの観光に飽きた方は、一度遠出をして全州に行ってみようと考えている方もいると思います。全州へ高速バスで行く方に向けて、注意することをお知らせします。

全州行きのバスに乗る際に注意すること

まずは、私の失敗談から：

韓国金浦空港に到着。全州に行く高速バスに乗ろうとしました。
乗り場が分からなかったので思い切って、バス案内をしているおじさんに、

「チョンジュ　カヌン　ボスヌン　オディエヨ？（全州へ行くバスはどこですか？）」

って聞いてみました。するとおじさんは、ちょうどバス停に到着しようとしていたバスを指をさして、
「チョンジュ　チョンジュ」と案内してくれました。
韓国のバスは、路線バス高速バスに限らず、とにかく乗る時も降りる時も早く早く行動しないと、すぐに出発してしまいます。そのため、私はおじさんに案内されるまま、その「チョンジュ」行きのバスに乗り込みました。
隣に座った男子大学生と片言の韓国語で雑談をしながら進み、あっという間に２時間が過ぎ、終点「チョンジュ」に到着。

でも、私は、全州に住んでいる友人から「ソウルから全州までは、３時間半くらいかかるよ」と言われていたので、何かおかしいなと感じながらも、友人に「もう着いたよ」と電話をしました。

すると、「えっ、そんなに早く着く訳がないよ！着いた場所の周りには何がある？　えっ！？・・・」

会話を続けていくうちに、全州とは違う場所にいることにようやく気が付きました。当時私は、韓国語もロクに喋れなかったので、この先どうしようか、相当焦りました。。。
ちなみに、その後は、友人が電話越しにチケット売り場の人と会話をしてくれ、清州発全州行きのバスチケットを購入することが出来、無事に全州に行くことが出来ました。（今では、この失敗はとてもいい思い出です。）

間違えたポイント

実は、日本語で発音するチョンジュには、２つの地名があったのです。
それは、
全州：전주
清州：청주

・漢字で書くと、明らかに違うのは分かります。でも、発音は日本人が聞くと発音は、殆ど同じに聞こえます。

・またハングル文字を見ると、最初の文字が違いますが、当時の私みたいに、中途半端にしかハングルを知らないと、パッと見では、전주と청주の違いが区別できません。

全州行きバスに乗る際のアドバイス

・金浦空港からの高速バスは、インチョンから来るバスの通過点なので、バスが到着するとすぐに出発します。また、チケットは空港のカウンターでは買えず、そのバスの運転手に直接現金を渡してそのままバスに乗り込みます。そのため、ゆっくりと行先を確認する暇なんてないです。

・確実に安全に高速バスに乗るなら、インチョン（仁川）空港から高速バスに乗る旅行ルートにするのが良いと思います。インチョン空港からだと、高速バスは始発なので、行先を確認する時間が十分にあります。

また、チケットは窓口で買えるので、「全州：전주」と紙に書いて窓口の人に渡せば確実です。

終わりに

「ちょっと韓国語を勉強し、少しだけなら会話が出来る状態」または、「ハングルは大体分かっているが、まだ完全には文字が読めない状態」
という人が最も注意です。１人で、韓国語を使って旅をしてみようという人はご参考にしてください。