韓国ノリト・幼児子供向け室内遊び場（全州市近くの金堤キムジェ）

韓国では今、ノリト（놀이터）が大人気です。ノリトとは、韓国語で子供向け遊び場・公園の総称です。

うちの子どももノリトが大好きです。どんなところなのか、私の子どもがよく行くノリトをご紹介します。今回紹介するのは、韓国の全羅北道の金堤（キムジェ）市にあるココマ（꼬꼬마）というお店の名前のノリトです。金堤市は、ビビンバで有名な観光地・全州（チョンジュ）市の近くにある地方都市です。

金堤（キムジェ）市のノリト・ココマの場所

金堤市街地にあるホームプラス(Home Plus)という３Ｆ建ての総合スーパーの隣にあります。ノリトがある建物は２Ｆ建て、１Ｆには、チキンのお店があります。

金堤市にあるノリトの料金

子供１時間につき、5,000ウォン（約500円)です。付き添いの大人は無料です。

日本での子供向け室内遊技場より、若干安いです。

遊具の目玉は長いトランポリン

長いトランポリンがあります。子供が思い切り走り回ることが出来ます。

２レーンあって、１つは幼児用、１つは小学生用のレーンです。子供の大きさによってレーンを分けているので、混雑しているときでも、比較的安全です。

そして、トランポリンを最も楽しめる時間帯が、１時間半に１回ほどあります。室内が暗くなって、ネオン風の照明に変わります。そして、ダンスホール風の曲が流れます。子供達がトランポリンのレーンに集まり、飛び跳ねながら走り回ります。

うちの４歳と２歳の子供も、このイベントが大好きです。

ノリト（金堤市のココマ）にあるその他の遊具

・滑り台

・ボールプール

・空気で膨らませたフワフワマットのお部屋

・自分で動かす車

・メリーゴーランド風の回転式ブランコ

・テレビゲーム２台（昔、日本のゲームセンターにあったゲーム）

・エアホッケー

・５００ウォンで乗れる電動の幼児向けの馬

なんと、カラオケまである

カラオケルームも１室あります。子供向けの唄はもちろん、日本の唄もいくらか入っています。

ノリトでの休憩にはスナック菓子とジュース

店舗内には、お菓子とジュースが売っています。そして、休憩するためのテーブルとイスが用意してあります。

写真：韓国で大人気のアニメ「ポロロ」のジュース

ちなみに、韓国の保護者達は、休憩所の椅子に座って殆どの人がスマホをいじっています。私はというと、子供が「一緒に遊ぼうよ」と手を引っ張るので、一緒に走り回って遊びます。

ノリトの混雑度は？（金堤市のココマの場合）

私たち家族がノリトへ行くのは、日本のＧＷ、お盆などの長期連休の時が多いです。そのときは、韓国では学校の授業があるので、昼間は子供たちはほとんどいません。ガラガラです。

日本の首都圏の遊び場だったら、平日の昼間でも小さな子供連れ客が多いのですが、ここ韓国金堤市は少子化の進行が激しい地域なので、小さな子供が少ないです。

今まで８回ほど利用しましたが、少ない時は、他の子供が０人～４人程度。土日などの休日の場合でも、多くてせいぜい１０人くらいです。空いています。場合によっては、完全に貸し切り状態で遊ぶことが出来ます。

韓国人の子供と混じって遊ぶ経験

韓国の子ども達が、韓国語で「カッチノルジャ（같이 놀자）」（一緒に遊ぼうよ）と声を掛けてくれて、一緒に遊んでくれたりします。

国が違っても、子供同士のやりとりは日本人同士の子供と全く同じです。母国語が違っても、子供達はすぐに仲良く遊ぶようになります。こういう姿を見ていると、親としては結構感動します。

何回も通うと店員さんに顔を覚えられる。そして、特別サービスが！

私の子供は、ノリトが大好きなので、金是市のココマに３日連続で通ったことがあります。店員さんも毎日同じだったので、顔を完全に覚えられました。

毎日通っていると、店員さんが、無料でジュースやコーヒーを持ってきてくれたり、有料の５００ウォンの遊具のお金を出してくれることもありました。

また、閉店は夜の７時ですが、７時半頃までお店を開けてくれることもあります。

その辺の融通を利かせてくれるところが、韓国の地方都市の人の良さです。都会だと、こんな融通が利かないですよね。

まとめ

韓国には、室内の子供の遊び場（ノリト）が沢山あります。小さなお子さんをお連れの方は、一度行ってみるとおもしろいです。韓国人の子供たちと仲良く遊ぶのは子供にとって、とても良い経験になりますよ。

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