澁谷恭正の犯行理由は？原因は学校(PTA)のトラブルでなく個人の問題？

2019/01/17

たった0.005%の確率で起きた事件。

日本の「PTA」「保護者会」制度に問題があると言うのは短絡的過ぎではないでしょうか？

それは千葉県松戸市六実第二小学校の小学校三年生(ベトナム人)のリンちゃん誘拐事件。逮捕された犯人は、同じ学校のPTA会長(保護者会会長)であった渋谷恭正(しぶややすまさ)容疑者です。

犯行に及んだ真相は何でしょうか？

犯行動機(理由や原因)に注目が集まっています。

スポンサードリンク

渋谷恭正(澁谷恭正)の犯行理由は何？なぜなの？

【千葉女児殺害､遺棄容疑の46歳男は｢黙秘｣】渋谷恭正容疑者は､小学校の保護者会会長 : https://t.co/rET9kk3Jw5 #東洋経済オンライン pic.twitter.com/FVjBdEaVv1

— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) April 14, 2017

現在、澁谷容疑者は警察の取り調べに対して供述はしていません。

犯罪を犯すにも、そこには何か理由があるのは当たり前です。では何でしょうか。

まず注目は、驚くべきことにこの渋谷容疑者には２人の子供がいます。しかも、そのうちの１人は、リンちゃんと同級生です。

自分の子供と同じ学年の子供を犠牲にさせてしまう原因は何か？

１つ可能性としては、同級生の子ども同士で何かしらのトラブルがあったかもしれないということです。

自分の子供からトラブルの話を聞いた渋谷容疑者が、自ら出ていって犯行に及んだ可能性。

ただ、同級生の子供（リンちゃん）は、事件当時まだ小学校３年生でした。まだまだ幼い年齢です。仮に、子供同士のトラブルがあったとしても、親が激昂して敵を討ちに行くような問題があったというのは考えにくいでしょう。

だから、子供がトラブルの元ではないと筆者は考えます。
では、犯行理由は大人の事情か？

学校(PTA)でのトラブルが原因か？

別の可能性としては、渋谷容疑者が会長を務めるPTA（保護者会）で問題を抱えていたかもしれないということです。

そうであれば、今後、渋谷容疑者を取り巻く学校関係者や保護者から、新たな証言が出てくるはずです。現時点では、渋谷容疑者が逮捕されてから間もないので、証言情報はもうしばらく待てば出てくるでしょう。

不動産会社経営っていうことは、土着民？

それよりも、渋谷容疑者個人の職業（経歴）が気になります。

それは、渋谷容疑者は、地元で不動産業を営んでいたという点です。自ら不動産、土地を所有していたらしいので、いわゆる地主さんです。

という事は、渋谷容疑者の家系は、昔から代々松戸市六実に住み着いていたのかもしれません。

渋谷容疑者の中に、

「俺らが昔から住んでいた土地に、よそ者が沢山来やがって」

という心理が働いていたのかもしれません。

もしそのような感情があった場合、外国籍（ベトナム）であるためにリンちゃんが「よそ者」としてひと際目立ってしまい、標的にされたのかもしれません。

0.0005%の確率で起きたレアな事件

それにしても、たった一人の犯行により、今後はPTAや保護者会の男性役員が肩身の狭い思いをする懸念があります。

でも、よくよく考えてみてください。

今、日本には全国で小学校が20,313校もあるんですよ。(参照情報：Wikipedia)

ちなみに、内訳は国立が72校、公立が20,011校、私立が230校。

その中でたった一つの学校で、今回のような事件が起きました。

この確率がいかに小さなものかは、交通事故に遭う確率で考えてみればよく分かるはずです。

引用元：https://www.landscape.co.jp/staff-blog/consulting/813.html

自動車免許保有者がだいたい8千万人ですので、仮に50年間自動車に乗り続けた場合、年間の死亡者数を4,914人とすると、死亡事故に遭遇する確率は、0.3%程度（327人に一人程度）になります。

交通事故でお亡くなりになる確率は、0.3%です。

一方で、今回のような事件が発生する学校は、たったの0.005%です。

今回の事件がいかにレアであるかがお分かりのはずです。

なので、今回の事件から

「日本のPTA（保護者会）制度は崩壊している」

と考えるのは早計でしょう。

スポンサードリンク

今回の事件の問題点は、制度の問題というより個別の問題であると筆者は考えます。