TOEICの点数レベルを上げたい大学生と勉強しない中年会社員
2017/01/31
「最近の若い人は、勉強していない!」って、おじさん達は言うけど、どこに根拠があるの!?
そう感じたのは、先日、久しぶりにTOEICの公開テストを受験したときのこと。(2017年1月29日第217回)
TOEIC公開テストを受けて分かったこと
それは、「自分の英語力の無さを痛感」とかそんなベタな内容ではありません。そんな個人的な感想は、他の個人ブログにごまんとあるので、そちらに譲ります。
そうではなく、受験者層です。TOEICを受験する年齢層が、こんなにも偏っているとは知りませんでした。
中年以上の受験者は殆どいない
私が受験した会場は、千葉県松戸市にある千葉大学園芸学部の校舎です。この校舎で、何人がTOEICを受験したのかの詳細は掴んでいませんが、少なくとも500人は受験していると思います。
受験会場は、10つくらいの部屋に分散していました。そして、私が受験した教室には、約100人の受験者がいました。
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そこで気が付いたことは、
「受験者は若い人ばかり!」
ということ。
どのくらい若い人が多いかというと、私は年齢が30代後半ですが、私の年齢で、受験者の年齢順で言うと確実に上位20%の年齢層に入っているだろうという具合です。
もっと正確に言うと、30代さえも殆どいないのではないかと思います。
殆どが、20代らしき人達。おそらく、大学生の受験者が殆どかもしれません。
ちなみに、男女比は、7対3くらいで男性の方が多かった割合です。
この年齢構成・男女比は、私が受験した教室だけでなく、千葉大学の入り口付近にぞろぞろ歩いている受験者層を観察した時にも同様の結果です。なので、私の偏った観察結果ではないと思ってます。
「まったく、最近の若手社員は、、、」と能書きを垂れるおっさん達に言い返してやりたい!
大学生と思われる受験者の殆どは、就職に役立てる為でしょう。
大学3年生であれば、就職活動の時に「TOEIC○○点取っています」と入社希望の会社へのアピールする材料になります。
そして、大学4年生であれば、内定先企業へのアピールになります。
じゃあ、なぜ大学生が必死になってTOEICのテストを就職先の企業にアピールしようとするのか?
それは、学生を採用する企業側が英語力の必要性を募集要項に記載しているからでしょう。
たとえば、
・「グローバル社会に対応した人材募集」
・「TOEIC○○点以上が望ましい」
とか、どの会社も杓子定規に言ってる、あの募集要項のこと。
今の学生さんは「会社が欲しい」と言っている人材に近づこうと素直に必死でがんばっています。その1つが、TOEICの受験という具体的行動に現れているのでしょう。
一方、中年のおじさんでTOEICを受験している人は、本当に少ないですね。英語という側面だけからいうと、よっぽど、今の若い人の方が勉強していますよ。
そんなおじさん達に、「最近の若手はダメだな」とか言われたくないですね。
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まとめ
TOEIC公開テストを受けて分かったこと。
それは、最近の若者は、身銭を切ってTOEICを受験するほど、(英語の)勉強をがんばっています。
一方の中年のおじさん達は、何してるんでしょうね?少なくとも、英語の勉強はしてなさそう。。。
P.S.
続きの話は、こちらの記事をご覧ください。会社に入った後の英語の現実についてお話します。
P.P.S
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