小学校の道徳教材に北野武が本音を吐いた本!正しい道徳教育とは?
強烈で超オススメな本の紹介です。
北野武さんが、今の小学校の道徳教育に待った!をかけています。
①新しい道徳 いいことをすると気持ちがいいのはなぜか 北野武
日本の小学校で教えられる「ごくごく常識的な道徳観」に、敢えて突っ込みを入れている一冊。
特に、本書を読んだ方が良いのは、
・小学校の先生
・小さな子供を持つ親さん
「子どもの道徳教育とは?」
ということを深く考えさせられます。
そして、北野武さんが言っていることは至極もっともです。
本書の結論は、
・道徳的にどうだとか、つべこべ言う人間は信用出来ない
・道徳とは自分で考えて作るもの。学校で教わるような画一的なものではない。
と言ったことです。
印象的な内容は、
・大人が子どもに、道徳を偉そうに教えるのではなく、自分が行動して見せることが、一番の教育。
・子どもに価値観を無理強いする今の日本の教育は、道徳教育とは言えない。
・この世に生まれて、生きて、死んでいくだけで人生は大成功
・道徳を教えるのに一番良い方法は、「死」を意識させること。人間は必ず死ぬということを子どもの時から教えること
・子供の道徳教育で一番大切なのは、本音で話すこと。
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例えば、「なぜ挨拶をしなきゃいけないのか?」の問いに対して、
「気持ちいいから」
というのは本音ではない。
本音の回答は、
「あいさつをするのは、それはただ単に人間関係を円滑にする技術だから」
ということ。
日常生活での色んな具体例が出ているので、とても内容が面白いですよ↓
②戦わない生き方 職場の人間関係を楽にして成功を引き寄せる 横山信治
本書をお勧めする方は、
・題名通り、職場の人間関係に疲れた会社員
・「自分は会社の同僚を出し抜いて、バリバリ出世する能力があるぞ!」と意気込んでいる勘違いサラリーマン
本書の本質を敢えて一言で言うと、
「戦ってもロクなことはない」
印象的な内容は、
・自分の考えだけが正しいと思い込む。自分の考えと違うと、相手の考えを否定する(正そうとする)。これが戦いの基。
人間はそもそも、自分と違う考えない人にむかっとする生き物。
・上司と部下では、上司が力が上なのは当たり前。だったら、無駄な戦いはしない。
著者は、
「戦わない生き方を推奨しているのは、道徳観からではない。自分の目的を達成するためには、戦わない生き方が一番有利だから」
と言っています。
偶然にも、①で紹介した北野武さんの「本音で考えることが大事」という部分と重なります。
やっぱり良書。amazonの評価も星5つです↓
③こども学問のすすめ 齋藤孝
本書は、完全に小学生や中学生をターゲットにした本です。「学問のススメ」の教えを斎藤先生が非常に分かりやすく解説しています。(でも、小学生では難しいのでは?)
とはいっても、「学問のススメ」を読んだことがない大人が読んでも、内容が分かりやすいのでオススメです。「学問のススメ」のエッセンスが掴めると思います。私も、初めて読んだ人の1人です。
大人がさらっと読むだけなら、10分で読めます。(内容が、頭の中に叩き込まれるかは別として)
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内容を敢えて一言で言うと、
・しっかり勉強しなければいけない、稼いだお金を世のためになるために使う
といった基本的な考えです。
やっぱり、amazonのレビューでも高評価。星4.5↓
まとめ
今回ご紹介した本は、3冊とも「心の成長」に役立つ良書です。
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